1. ホーム
  2. 人事のミライを考えるメディア
  3. 自治体における評価結果の処遇への活用

自治体における評価結果の処遇への活用

先日、ある自治体の首長及び幹部の皆様と、地方自治体における人事評価の導入状況、評価結果の処遇への活用について意見交換する機会がありました。

既にその自治体は、人事評価制度を導入されており、評価結果を今後、勤勉手当(賞与)や任用(昇進)等にも活用していきたいという先方の意向があっての会談でした。

企業人から見れば、評価結果を処遇に活用するのは当たり前ですが、年功序列色が強い公務員にとっては当たり前ではありません。

過去5年程度で、人事評価制度を導入する自治体は増加しましたが、未だ評価結果を処遇へ活用している自治体は、ごくわずかだと思います。

ところが、今後5年程度で、人事評価結果を処遇に活用する自治体の動きは、急速に進みそうです。

理由は、国家公務員の人事評価結果の処遇への活用へ向けた動きが進んでいるからです。

国家公務員は、平成21年度から人事評価制度の試行が行われており、平成24年4月1日から任用、昇給、勤勉手当等に活用される予定です。

無駄や無意識は良くありませんが、営利目的ではない地方自治体の職務は、必ずしも生産性や効率性だけで、その仕事ぶりを判定することは困難です。

今後、評価制度や評価者のあり方、処遇への移行手順など、十分議論される必要があるでしょう。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
ページの先頭へ