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評価結果の本人開示

 

フィードバック面談などで、本人に評価結果を通知する際、その開示内容は、企業によって様々です。

例えば、以下のような選択肢があります。
 
  ① 期中で、良かった点、改善すべき点の開示
 
  ② 評価シートの項目別の点数の開示 

  ③ 最終評価結果「B」などの開示 

上記①~③のうち、一概にどれが良いやり方というのは言えません。

①と③など、組合せで運用されている企業も多いでしょう。

大切なことは、フィードバック面談の目的を、「育成」「透明性」「納得性」のどこに置くのか、ということです。

「育成」の観点であれば、①だけでも良いでしょう。

「透明性」の観点であれば、②と③の組み合わせでしょうか。

「納得性」というのは人それぞれなので、難しいですが、①②③を丁寧に説明することでしょう。

何のためのフィードバック面談か、その目的によって、評価シート等のツール、面談の進め方、マニュアルなどの記載要領などは変わってきます。

このような点にも気を付けて、制度構築・運用を点検されてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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