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AIやロボットを使いこなすヒントが、グローバルリーダーカードに!

身の回りでは、AIの活用が本格的に始まっています。私たちの仕事は急速にAIやロボットに代替され、職種によっては10年後には消滅しているものもあるでしょう。

そういった中、各企業では社員教育制度の見直しや研修機会を増やしています。テーマでいえば、生産性向上研修やタイムマネジメント研修、IT活用研修、企画・提案力向上研修、クリエイティブシンキング研修、プレゼンテーション研修などを階層別研修に追加する動きです。いずれも、AIやロボットに代替されづらい分野のスキルを伸ばしていこうとするものです。採用競争が激化する中で、既存社員を少しでも成長させようという意図もあるでしょう。

内閣府の推計では、社員教育などの人材投資が1%増えると労働生産性が0.6%高まると試算しています。働き手自身も自己啓発に取り組むと年収や就業確立の上昇効果が期待できるということです。

ところで弊社ヒサエダコンサルティングでは、今年、グローバルリーダーカード(http://www.globalleadercard.com/)を完成・発売しました。グローバルリーダーカードは、グローバルリーダーに必要とされる能力やスキル、マインドを48枚のカードに”見える化”したものです。48項目は、いずれも定型作業や経験則によるAIやロボットが得意とするものではなく、むしろ新技術を有効活用でき新技術に置き換えづらいものばかりです。

グローバルリーダーカード及び付属のチェックシートを用いることで、これからの時代、どういった能力やスキルを伸ばし、どういった教育研修や自己啓発を行う必要があるかをゲーム感覚で洗い出すことができます。

企業や私たちの働き方に大変革が求められる現在、グローバルリーダーカードの活用が、皆様の飛躍の一助となればと期待しています。

 

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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