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変わる教育研修

ここ数年、社内の教育研修の実施方法に変化が起こっています。

変化とは、「外部講師に依頼して集合研修を実施する機会」が減っているということです。

背景としては、いくつか考えられます。

一つ目は、長引く景気低迷のために、社内のメンバーが講師となり研修を行う内製化が進んでいることです。これは主に新入社員研修やマナー研修、また専門技能スキルなどの研修が該当します。

二つの目の理由は、新型インフルエンザ等の影響で、社員を一同に介さないことが重視されたことがあげられます。

三つ目は、IT化の進展により、テレビ電話会議システムを利用して、研修を同時に複数の会場で受講できるようになったことです。これまで150人に集合研修を受講してもらおうとすれば、例えば30名×5回の社外講師の出番がありましたが、わずか1回で済むようになったということです。

これまで全ての研修が外部講師に依頼し、集合研修を行うと言うことが当たり前だったという訳ではありません。通信教育もありましたし、2000年頃からはEラーニングの機会も増えています。ただし、通信教育やEラーニングは、集合研修との住み分けがされていました。しかしながら、ここ数年の変化は、特に外部講師に依頼しての集合研修そのものの機会が減っているのです。

弊社のように外部講師を実施させていただいている側とすれば、集合研修のメリットや集合研修以外のデメリットを謳うよりも、お客様のニーズや環境変化に対応した研修の企画・提供を改めて考えていかなければならないと感じています。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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