1. ホーム
  2. 組織・人事コンサルティングBlog
  3. 私大職員の目標管理制度

私大職員の目標管理制度

2008/09/02

三日間、私立大学の職員を対象とした考課者および被考課者研修を実施しました。
その大学では既に10年以上前より目標管理制度を運用されています。
しかしながら、その主旨は、上司と部下とのコミュニケーションツールとしての意味合いが大きく、組織目標を個人目標に落とし込むといった目標連鎖の考え方はありませんでした。
そこで今回の研修では、大学及び部局を取り巻く環境変化を分析し、大学全体の方向性を踏まえた上で、組織目標および個人目標の立案を行う研修をしました。
また、目標達成に向けた動機づけや部下から上司への説明責任といった内容も盛り込みました。
今後、事務局主体ではなく管理職主体で、考課制度運用のレベルを上げ、組織目標達成、人材育成や組織活性化につながることを期待しています。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
ページの先頭へ