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次世代経営者育成のための選抜研修

2008/07/12

丸二日間、社員数400名のあるメーカーで、次世代の経営者育成のための選抜研修を実施してきました。
月一度、半年に渡って選抜された20名を教育し、半年後は、中長期事業計画を策定してもらうというものです。
今回は初回で、題目は論理思考とプレゼンテーションでした。
講義は約半日で一日半は予め設定した「二十年後の自社のあるべき姿」等のテーマに沿って、ワークショップでアイデアを発散・整理し、パワーポイントで資料を作成の上、プレゼンテーションしていただきます。
資料のまとめ方に論理性がない、深堀りが足りない、ダイナミズムに欠けるなど、担当役員様からのご依頼もあり、厳しくコメントさせていただきました。
講師としても、経営者育成とあり、いつも以上に真剣勝負です。
管理職研修であれば多くの会社で実施されていますが、選抜研修は社内に選ばれなかったメンバーが出てくることに憂慮し、どの会社も実施するわけではありません。
非常に緊張感の高い二日間が終り、今は電車の座席に深く座り、ホッとしています。いくつか課題を出しており、来月の第2回目が楽しみです。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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