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コロナ禍、アジア各国の昇給はいかに!?

3月中旬になり、2021年の春季労使交渉が大詰めを迎えてきました。今回は、丸一年間の新型コロナウイルスの影響を受けての内容となり、2013年以来の2.0%を割り込む1.8~1.9%程度と報道されています。

さて、アジア各国に目を向けても、やはり例年よりも低調の予想(ECA International)が出ています。

インドネシアは2020年2.6%から2021年3.6%予想へと上がっているものの、タイは2020年4.1%から2021年2.7%へ下降、シンガポールも2020年2.9%から2021年2.7%へわずかに下がる予想です。他のアジア各国でも、2021年は下がる予想が多く出ています。

新型コロナのワクチン接種は2021年中は時間がかかり、本格的な経済回復は2022年からと見られていると思います。

日本では、原油や食料原材料が上がっている中、足元の賃金上昇への期待が寄せられています。

一方で、職務やポスト、その成果によって報酬を定めるジョブ型雇用への転換が急速に進んでおり、昇給についても個人差が進んでいくことが予想されます。

さて、皆さんの企業ではどのような昇給を計画されているでしょうか。

 

 

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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