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プロジェクトメンバーの選任

人事制度の再構築、業務改善を行う際など、多くの場合、社内でプロジェクトチームを立ち上げていただくことになります。

理由としては、特定の部内で検討するのではなく、異なる部署や労働組合などの代表者が集まってオープンに議論することにあります。

プロジェクトメンバーの選任基準としては、社内でのポジションや経験年数など様々あろうかとは思います。

では、メンバーには、どのような姿勢で参加いただく必要があるでしょうか。

  • ・運用面も踏まえた改革のアイデアを発言することができるか?
  • ・森(鳥の目)と木(虫の目)の両面から物事を見ることができるか?
  • ・頭はクール、心はホットに参画することができるか?

一方で、どのような姿勢で参加いただくと、望ましくないのでしょうか。

  • ・終始、批評家、批判家の態度で、相手を困惑させるだけで、見直しにつなげようとしない。
  • ・事実か否かでなく、主観(個人の勝手な推測・思い込み、感想)の発言が多い。
  • ・自分や自部門を正当化するため、立場論で発言する。
  • ・他者の意見に相槌を打ちながら、自分の意見は最後まで言わない。
  • ・ミーティング日時に他のアポイントを入れたり、離席が多く、そもそもミーティングに参加する意欲がない。

弊社としてもメンバーの皆さんもお客様なので、強く言う訳には行きませんが、プロジェクトでは、なるべく目的に沿って活発な議論ができ、同じベクトルで進むようにプロジェクトミーティングをファシリテーションさせていただいております。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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