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プロジェクト開始時のヒアリング

人事制度構築のプロジェクト開始時には、必ず経営幹部や管理職、人事担当者、組合幹部へヒヤリングを行います。また、一般社員にアンケートをとることもあります。

一例として、現場の管理職には、各組織や業務内容の他、人事面として下記のような質問をお伺いします。

 ○本人の能力・適性・希望などに応じて、昇進・昇格が行われていますか。  
 ○あなたの職場・職種で求められる人材は、どういう人材ですか。具体的な能力、成果、資格、経験、仕事へのとりくみ姿勢などを教えてください。    
 ○あなたの職場の社員は、自分が求められている役割や達成すべき目標を理解していますか。
 ○人事評価は、公平に実施され、処遇や人材育成に適切に活用されていると思いますか。
 ○基本給・各種手当・賞与について、項目・水準・計算方法などについて、不具合点や改善のアイデアがあれば教えてください。      
 ○基本給・各種手当・賞与以外の待遇や福利厚生について、不明な点や改善のアイデアがあれば教えてください。
        ヒヤリングを終えると、大まかな組織と人事面の内容が浮き彫りになります。お話しいただいた内容は、各人の思いこみか、事実か、大勢を占める意見なのか、そのまま受け売りするのではなく、第三者として資料やデータも踏まえた上で問題点や課題を整理していくことになります。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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