1. ホーム
  2. 組織・人事コンサルティングBlog
  3. チェーン展開の人事評価

チェーン展開の人事評価

2008/11/17

チェーン展開されているサービス業の会社に訪問してきました。
ミーティング内容は店舗スタッフの人事評価シートの検討です。
ひとつの店舗でも職種が複数あり、どこまで専門職務を詳細に評価するかという検討になりました。
職種別に詳細に評価シートを作成すると、社員の納得感は高くなりますが、当社の社員として求める事項がぼやけたり、頻繁なメンテナンスが必要になります。また制度としても複雑化します。
結果として、接客と基本動作という評価要素を職種共通項目にし、その他、専門職務という評価要素を設け、専門職務はその中の項目で評価することになりました。
現場に耳を傾けすぎると、職務を詳細に評価しようという話になりますが、チェーン展開しているからこそ、当社の求める人材としての基本動作や姿勢をしっかり評価していくことが必要だと考えています。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
ページの先頭へ