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等級数の検討

2009/02/06

あるベンチャー企業のキャリアパス制度について検討してきました。
主なポイントは等級の数をどう設定するかということです。
一般に、等級数が多いと、比較的、頻繁に昇格の機会があるので、動機づけが図られます。
しかしながら、等級が多いと、等級の違いによる能力や役割の違いが説明し難くなります。
つまり、昇格に対する動機づけを図りつつも、各等級を説明できることが必要です。社員数、平均年齢、仕事の習熟段階など総合的に検討することになります。
結果、こちらの会社では6等級制で進めることになりました。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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