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自治体の被評価者研修

日は、ある自治体で、被評価者向けの研修を行いました。

評価者ではなく、被評価者が対象です。一般職員の皆さんにお集りいただき、3時間の研修を実施しました。

研修の主なポイントは次の3つです。
 ①評価制度の基本的な考え方の説明
 ②自己評価に際しての評価の付け方(1~5段階評価の考え方)
 ③部署目標と個人目標設定の考え方

自治体職員にとっては、初めて人事評価制度を経験します。各々に、人事評価に対する疑心や先入観があると思いますが、まずは人事評価の基本原則を説明しました。
また、年功主義から能力主義・成果主義の流れ、自治体職員の精鋭化が求められていることなどの世の中の変化についても共有しました。

評価者でなくとも、評価制度では自己評価を行いますので、ケーススタディを通して、1~5段階の見方について共有しました。
また、部署目標をブレークダウンした上で、個人目標を設定するということ。また、面談では、自分の強みや弱み、やりたいことを説明する責任があることなどを学習していただきました。

やはり、初めての経験でいろいろ不安はあるかと思いますが、この制度をうまく活用して、自己成長や仕事の面白さを見つける機会につなげていただきたいと思います。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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