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店長が考えるパートタイマーの人事評価

国内におけるパートタイマーは平成20年には、1,470万人と雇用者全体の4分の1以上を占めており、多くの企業で重要な役割を担うとともに、その位置づけは多様化、基幹化しています。

しかしながら、パートタイマーの人事処遇と言うと、未だ時給と通勤手当のみといったところがほとんどで、評価制度や昇格制度など、パートタイマーの動機づけや育成を図る仕組みは未整備という会社が多いのではないでしょうか。

パートタイマーの人事評価制度を構築し運用を成功に導くためには、小売りやサービス業などにおいては店長、工場ではライン長・班長といった直属の管理者のコミットメントが非常に大切です。

ヒサエダコンサルティングでは、ワークショップ形式で、店長やライン長にパートタイマーの人事制度を検討していただくというワークショップの実施支援を行っています。

~店長が考えるパートタイマーの人事評価構築ワークショップ プログラム例(3日間)~

【ねらい】

  • ●店長自らが部下であるパート社員の人事評価基準の構築に参画することで、店長の評価制度運用に対するコミットメントを得るとともに、パート社員のあるべき職務に則した具体的な評価項目作成につなげる。
  • ●制度構築の過程で、パート社員の職務の範囲、レベル、役割分担、人材育成など店舗マネジメントの現状とあるべき姿を考察・共有する機会とする。
  • ●パート社員の人材育成や動機づけを図るためのコミュニケーションスキル、評価面談の進め方を習得する。

【スケジュール概要】

  1. 1.人事評価制度概要の検討①
  2. 2.職務分析
  3. 3.着眼点の検討
  4. 4.評価シートの作成
  5. 5.人事評価制度概要の検討②
  6. 6.人事評価面談の進め方

いかにシンプルにまとめるか、パートタイマーの職務や行動が具体的に評価できるか、ということが大切なポイントになります。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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