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意図のある家族手当へ
2010/02/23
あるお客様で、家族手当と住宅手当の取り扱いについて検討をしています。
前提として、これらの属人的な手当は反対だという意見を持っているわけではありません。確かに90年代から、成果主義の流れで削減の方向ではあります。
しかし、例えばオーナー会社で、うちの従業員は家族のおかげで仕事ができている、少しでもいい暮らしをしてほしいというメッセージで支給されることには意味があると考えます。
大切なことは、惰性で支給されていないか疑ってみることです。
企業の環境変化は当然ながら、従業員の働き方やキャリアに対する考え方、ライフスタイルも変化しています。
必ずしも手当という月例賃金で補うという考え方ではなく、休日や勤務形態により、家族や住宅に対する負担の軽減ということもできるでしょう。
皆さんの企業でも、どんな意図で手当を支給しているのか、そのあり方が最適なのか、という視点で点検することも必要ではないでしょうか。