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転職は、社長を基準に

2010/06/17

転職や新規入社の際、個人が組織を選択する基準は様々です。

業界重視という方もいれば、仕事そのもの、あるいは処遇や地域で選択するなど様々です。

しかし、中小企業に入社する場合、特にオーナー企業に入社する場合は、その企業の社長が好きかどうか、というのは重要な選択基準であると考えます。

正確には、個人は入社時に社長の情報を多くは持っていないケースが多いので、例えば最終面接等の際、社長は人間的に魅力な人か、また経営のセンスがありそうか、を見定める必要があります。

最近は、企業ホームページにブログを書いておられる社長も多いので、以前より社長の情報は得やすくなっていると思います。

中小企業の業績や成長は言うまでもなく、組織風土や規範まで、社長に影響するところが大きいです。

この社長のもとで仕事ができそうか、この社長のもとでならば頑張れるか、そのような基準で企業を選択すれば案外、失敗しない就職になると考えます。

私自身も、コンサルタントとして様々なお客様に雇っていただいている立場ですが、社長が良ければ報酬は二の次だと考えています。

プロフェッショナルという立場からのコメントとしては良くないですが、好きな経営者の企業だから、より足を運び、より懸命に働くというのは、正直なところです。幸い、私のお客様の社長は魅力的な方ばかりです。

皆さんの企業の社長は、魅力的な人ですか。その点で、皆さんの就職は、正しかったと言えるでしょうか。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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