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新卒社員の定着、育成のカギは?
2018/03/30
4月になると、新卒社員を迎える会社も多いと思います。売り手市場の中、新卒社員には確実に会社に定着してほしいとの会社の思いから、近年は新人研修期間も長めに設ける傾向があるようです。
その新卒社員の定着、育成ですが、やはり重要なポイントの一つは、上司や先輩であるOJTトレーナーの存在です。
OJTトレーナーとは、新卒社員に対し、仕事に必要な知識、技能、態度を計画的及び重点的に指導、育成する人材です。
新卒社員にとってはロールモデルとなるとともに、OJTトレーナーが社内人脈の紹介役を果たすことによって、新卒社員が職場で前向きに仕事や経験を積み重ねるようになるためのキャリア開発を支援する存在でもあります。
入社から何年経過しても、そういった先輩の教えやコメントは記憶に残っていることが多いですし、基本的な仕事の進め方や姿勢も、OJTトレーナーの指導を通して身に付くケースが多い、重要なプロセスと言えます。
OJTトレーナー自身も“教えながら”また“自らも学び”、新卒社員は“自ら学びつつ”また“教えられる”という相互啓発の形を通して、職場全体で学び合う風土作りにもつながります。
人材不足の中、新卒社員自身の教育も大切ですが、彼ら彼女らを受け入れる上司や先輩社員、組織としての受入れ体制の準備はできていますでしょうか?
ヒサエダコンサルティングでは、以下のようなプログラムで、OJTトレーナー研修を提供しております。ご参考まで。
1.OJTトレーナーの役割
- (1)研修の目的、内容の共有
- (2)新入社員の紹介
- (3)OJT、OJTトレーナーとは
- (4)仕事の進め方
2.OJT計画の立案
- (1)OJTカレンダー、及び計画シートの説明
- (2)職務・体験内容の洗い出し
- (3)OJT計画シートの作成
- (4)OJT計画の共有・見直し
3.後輩を持つ者の心構え
- (1)ハラスメントとは
- (2)メンタルケアとは
- (3)ダイバシティ―とは
4.コミュニケーションスキルと部下・後輩のしかり方、認め方
- (1)質問のスキル
- (2)より良いコミュニケーションのポイント
- (3)正しいしかり方、認め方
- (4) 承認ワークショップ
- (5) 振り返り
以上