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退職金制度の必要性について

2007/10/24

最近、退職金制度に関する問い合わせが増えてきました。

一番は、2012年の適格退職年金制度の廃止に伴い、制度の見直しに関する問い合わせが多いのですが、人材不足の昨今、人材の定着策として退職金制度に期待する企業が増えているようです。
これまで、ベンチャー企業やIT企業は、退職金制度を設けない企業が多かったのですが、こういった企業からも熱心な問い合わせが増えています。

かつて退職金は老後の生活を補助する目的が強かったと思いますが、例えば二年の在職を五年に伸ばすことができるような、算定方法、水準、外部での積立・運用方法などを工夫した、新しいコンセプトの退職金制度が、こういった企業には求められているようです。

この記事を書いた人

ヒサエダコンサルティング
久枝良彰
監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部、およびグループ会社のトーマツコンサルティング株式会社で、組織・人事コンサルティングのプロジェクトマネージャーとして在籍。平成17年9月に、有限会社ヒサエダコンサルティングを立ち上げ、代表取締役に就任。これまで、多数の企業・公的機関・医療機関に対して、組織・人事制度のコンサルティング支援を経験している。また、学校法人産業能率大学の契約講師として、全国の企業・地方自治体の管理職研修・人事評価者研修を多数実施している。平成21年度より、中小企業基盤整備機構・中小企業大学校の契約講師も務める。九州大学大学院(MBA)修了、「組織論」を中心に研究。
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