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コンサルティング会社の組織立案について

2009/03/18(水) 05:31

あるコンサルティング会社の組織立案に携わっています。
組織の規模が徐々に大きくなり、コンサルティング部長が全て把握することが難しくなっている、またリーダークラスの人材に営業の数値責任を持たせて営業活動もがんばってもらわないと業績的に問題がある、という状況の会社です。
ここでは、今後、事業運営の権限や数値責任を大きくチームリーダーに委ねて、メンバーは自ら希望のチームを申請できる(社内フリーエージェント)、という案で検討が進んでいます。

この会社の場合、チーム制及び社内フリーエージェントについて、可能性として心配な点は大まかに2つあります。
(1)同一事業のチームが複数生まれることになり、チーム間の過度な競争意識が生まれ、情報の共有が進まない、ノルマ主義に陥る。また、種を撒いたり、今後育成が必要な事業やコンサルティングサービスの収穫を急いでしまうこと。これについては、以下の対応が望ましいと考えています。
●当初は、件数や売上を個人の人事評価とは切り離した運用を行う。ただし、リーダーとメンバーは分けて考える。会社全体の業績は、メンバーにも賞与で反映する。
●リーダー会議を定期的に行い、チームの垣根を超えた情報共有、協業を進める。
 
(2)全ての社員が、希望のチームに配置される訳ではない。リーダーとメンバー間の不仲が出てくる。これについては、以下の対応が望ましいと考えています。
●リーダー会議や管理職研修などを通して、リーダーに対して、メンバーの動機付けや育成に対する意識付けを図る。
●メンバーから直接コンサルティング部長へSOSを出せる救済窓口を設ける。
●まずはチーム編成を1年などの長期ではなく、6ヶ月程度毎に見直す。ただし、頻繁にチームが変わるとお客様にご迷惑がかかるため、短期の見直しも問題がある。

これらを踏まえて、4月から新組織がスタートすることになりました。
成功の肝は、リーダー、そして部長のフォローにかかっています。
 

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